みなさんが子供の頃、親から「相手の気持ちになって考えてみなさい!」と怒られたことありませんか? でも、それを実践してみたら「相手の気持ちになって考えてみても、やっぱり自分は悪くない」という結論が出て、 ケンカしてる相手に謝るどころか、逆に怒りが増幅してしまったという経験があるかと思います。 では、なぜ相手の気持ちになって考えたのに、良い結果が得られないのでしょうか? それはおそらく、多くの人が「相手の気持ちになって考える」を「相手の気持ちに(自分が)なって考える」と解釈しているのがいけないのです。 自分が正しいと思っていることを、相手になったつもりで考えてもみても、「自分が正しいという結論」になるに決まっていますよね。 考えてみれば、当然の結果です。 では「相手の気持ちになって考える」をどう捉えるのが望ましいのでしょうか? そこは、「相手の気持ちになって考える」を「相手の気持ちを考える」と