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熊野に関するsushi_jiroのブックマーク (1)

  • むしたれいた:熊野を知るためのキーワード

    「むしたれいた」とは、「むし」を垂らした「いた」のこと。 「むし」とは女性が市女笠(いちめがさ)の周りに垂らして外から顔を見透かされるのを防いだ布のことです。 「むし」の名はその布が苧麻(からむし) という植物の繊維で織られたことから来ているようです。 中世、熊野詣をする女性は、むしを垂らした市女笠をかぶり、顔を隠しました。 中世、熊野は浄土の地とみなされました。熊野詣は極楽往生の予行演習であり、いったん死んで甦るのが熊野詣でした。したがって熊野を詣でるには「葬送の作法」をもって行なわれ、参詣者は死装束である白装束を着て熊野を目指しました。 女性参詣者がかぶった市女笠も、伊勢では葬送の際に女性がかぶったもので、熊野詣にふさわしい葬送の作法に則った装束でした。 むしを垂らして顔を隠したことについては、虫よけという実際的な役割もあったと思われますが、信仰上の意味もありました。「むしたれ」には、

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