susumiyaのブックマーク (14)

  • 『はらぺこあおむし』を令和に読む①_エリック・カール40歳の必然。 | 絵本沼。

    昭和3年(1928年)6月10日、ニューヨーク市ブルックリンに住むポーランド系ユダヤ人移民の元に、後に世界的な絵作家になる男の子が生まれた。 12歳の時に彼はディズニー映画を観て「将来はイラストレーターになる」と心に決め、高校時代に出会った美術教師の指導で才能が開花し、卒業後は昼間はおもちゃ屋のウィンドウディスプレイの仕事、夜はイラストの勉強に励み、努力が実って23歳の時に児童書の挿絵を担当するチャンスをゲットした。 彼はその後も絵作家として歩を着々と進め、35歳の時に放った渾身の一冊がコールデコット賞を受賞し、その絵は全世界で2000万部以上のベストセラーとなった。 というかこの規模になるとウルトラベストセラーだな。 その絵は日でも昭和50年(1975年)に英文学者による翻訳で刊行され、今日も「傑作絵」として位置づけられている。 あれだけ映像的な絵はそうそうに無い。 なので

    『はらぺこあおむし』を令和に読む①_エリック・カール40歳の必然。 | 絵本沼。
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    susumiya 2019/07/06
  • 『本が絶版になる4つの理由とそこからの復刊について思うこと。』

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    susumiya 2019/07/06
  • 『はらぺこあおむし』を令和に読む②_森久保仙太郎59歳の逡巡。 | 絵本沼。

    前回の「『はらぺこあおむし』を令和に読む①_エリック・カール40歳の必然。」は、 棚に『はらぺこあおむし』がささっていて、特に原書を持ってる方はちょっと読んでみて欲しい。 というくくりで閉じた。 あの特異な絵をエリック・カール40歳がつくることができたのは、彼のそれまでのキャリアを鑑みると必然だったと思えたからだ。 で、昭和50年(1975年)、偕成社からこの特異な絵の翻訳を依頼されたのが森久保仙太郎だった。 別名は森比左志、この時59歳。 このオファーを受けた際の森久保先生のリアクションは、すこし意外なものだった。 ------------------ 多くの人が「森比左志」という名前でまず思い浮かぶのは「こぐまちゃんえほん」(こぐま社)ではないだろうか。 森久保仙太郎は第一次世界大戦最中の大正6年(1917年)生まれの教育評論家、児童文学作家、歌人で、大学卒業後は小学校教諭を務め

    『はらぺこあおむし』を令和に読む②_森久保仙太郎59歳の逡巡。 | 絵本沼。
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    susumiya 2019/07/06
  • 出版社と図書館。|吉田進み矢|note

    には公共図書館が3,300館ほどある。 それを利用するヘビーユーザーってどのくらいいるんだろうか? イメージするヘビーユーザー像は、 ・毎週通っている。 ・複数館利用している。 ・新着図書の開架日を狙って新刊を借りにいく。 ・日常的にネット予約を利用している。 ・自宅には常に図書館から借りたがある。 みたいな人で、私のまわりにはほとんどいない。ひょっとしたら出版業界では「の売上に貢献していない」と言われかねないので話さない人が多いのかもしれない。 反面、そういう業界ながら最初っから図書館蔵書を狙って企画されたが毎年大量に刊行されていたりもする。 しばしば「図書館のせいでの売上が伸びない」と話題になる。図書館が無料で貸すから書店で買わないのだと。でも図書館市場がないと経営が厳しい出版社は多い。今に始まったことでなく、昔からそう。敵なんやら味方なんやら。 一般的に「図書館」という言

    出版社と図書館。|吉田進み矢|note
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    susumiya 2018/10/01
  • 『『花ばぁば』の創作ドキュメンタリー映画『わたしの描きたいこと』を観る。』

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    susumiya 2018/08/20
  • 『『ももたろう』と「桃太郎」と『桃太郎』。』

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    susumiya 2018/06/04
  • 『光吉夏弥の謎と、それを解く人。』

    1904年生まれの光吉夏弥が亡くなったのはもう30年近く前。 今日、光吉夏弥の翻訳でもっとも有名なのは『ひとまねこざる』(岩波書店)かと思う。 今はその名称よりも『おさるのジョージ』というシリーズ名の方が通りがよさそう。 ウチの子らも日曜朝のアニメをよう観ていた。 あの小猿も今年でデビュー75年になる。 えらい歳だ。 それでも石井先生が翻訳した黄色い熊のぬいぐるみに比べると20歳ほど年下になる。 両者、キャラクターとして今も現役感がある。 翻訳当初、今も書店で普通に売られているなんて思っていただろうか。 石井先生については4年前、『ひみつの王国』(尾崎真理子/2014年/新潮社)というすごい評伝が出た。 この力作ではじめて知ったことはとても多い。 一方、光吉夏弥については評伝のようなものが無く、どういった経緯で絵に携わるようになったのか未だによくわかっていない。 ------------

    『光吉夏弥の謎と、それを解く人。』
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    susumiya 2018/05/26
  • 『本屋で売っていない絵本。』

    屋で売っていない絵屋では売っていない、企業や団体がつくっているノベルティ絵やPR絵などの「非流通絵」を紹介します。 吉田進み矢、絵評論、絵沼講師、出版業界労働者です。 「絵沼。」というブログで非流通絵の『かばんねこ』について書いた。 土屋鞄製造所発行『かばんねこ』のメジャー感。 自分で書いたものを読み、「非流通絵をちゃんと読んで並べてみたら、何か見えてくるものがあるかも」と思い、当ブログを開設することにした。 似たようなことやってる人もいないし。 「非流通絵」を定義しておくと、 ISBNはなく一般の出版流通に乗っていない。 主に企業・団体等によるノベルティ、PR用のもので、体価格表記は無い。 となる。 なので、絶版絵や限定販売ものなどは含まない。 入手ルートはもっぱら古書市やBOOKOFFで、見つけるとほぼ義務的に購入している。 同じ趣味の人に会ったことがない

    『本屋で売っていない絵本。』
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    susumiya 2018/05/03
  • 『「プロ野球絵本」という小ジャンルの名作_『鉄人衣笠』を読む。』

    野球を題材にした絵はあんまりない。 といってサッカーものなら多いとか、テニスは多い、という話でもない。 そもそもスポーツを描いた絵自体が少ない。 それは単に、絵のもっとも厚い対象読者層が児童であり、スポーツってのはルールも含めて児童にはわかりにくいものなので、テーマとしてとりあげにくいというのが主な理由だったりする。 とりわけ、野球の中でもプロ野球、特に選手に絞った絵はほとんどないように思う。 私の書架にも3冊しかなかった。 ------------------ その中でもっとも判型がでかくて頁数多くて表1のインパクトがでかいのが書だ。 『鉄人衣笠』(関屋敏隆/1992年/くもん出版)は関屋先生の名作であり、『中岡はどこぜよ』(くもん出版/復刊ドットコム)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を獲った翌年の作品になる。 物語は衣笠選手の伝記で、冒頭、1987年6月の2131試合

    『「プロ野球絵本」という小ジャンルの名作_『鉄人衣笠』を読む。』
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    susumiya 2018/04/29
  • 『児童書と挿絵(その4)…『ドラゴンマガジン創刊物語』を読む(その2)。』

    ※その3へ 『ライトノベル史入門『ドラゴンマガジン』創刊物語―狼煙を上げた先駆者たち』(山中智省著/あらいずみるいイラスト/2018年/勉誠出版)読了。 勉誠出版のを読んだのははじめて。 ラノベについてはその2で書いたように「児童書の隣にいるもの」と捉えている。 で、私はラノベを一冊も読んだことがない。 まあ、そもそも小説自体数年に一冊ペースでしか読まないのだけど。 これについては以前はよく思った。 なぜ私はこれほどラノベを読まない、いや、読めないのかと。 面白いと言われているものを面白がれないというのは損やんねと。 で、書の中に、そのことへの回答的なものが書かれていて、なるほどなと。 ------------------ 『ドラゴンマガジン』が創刊されたのは1988年1月。 その年の11月には富士見ファンタジア文庫が創刊。 書はその前後の誌を取り巻く状況と、その後の誌およびライ

    『児童書と挿絵(その4)…『ドラゴンマガジン創刊物語』を読む(その2)。』
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    susumiya 2018/04/29
  • 『児童書と挿絵(その3)…『きかんしゃトーマス』の画家は4回変わった。』

    ※その2へ 『ドラゴンマガジン創刊物語』の話の前に閑話休題。 ほとんどの男子児童は「乗り物に関心を持つ時期」を一度は通過するのだが、その際、大きくわけると鉄かエンスーのどちらかになる。 船や飛行機もいるけれど。 この分岐って何を持って決まるんだろうか? 昔っから不思議に思っている。 児童心理学とかで分析してたりするんだろうか。 で、私はエンスーの方へ行った。 プラレールでなくトミカ。 結果、鉄へ行かなかったからなのか、ウチに男の子がいなかったからなのか、私は『きかんしゃトーマス』に疎い。 あれだけ有名な絵シリーズなのに。 原作の『汽車のえほん』シリーズ(全26巻/ウィルバート・オードリー作/ポプラ社)も全部持ってなくて、書架にささっているのは数冊だけ。 キャラクターにもあかるくない。 甥っ子はパーシーが好きで、ボスの名はトップハム・ハット卿で、みたいな程度だ。 -------------

    『児童書と挿絵(その3)…『きかんしゃトーマス』の画家は4回変わった。』
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    susumiya 2018/04/28
  • 『「聖書絵本」という伝統的なジャンル_『ひがしのくにのはかせたち』を読む。』

    出版流通を川上(出版社などのメーカー)と川下(書店、ネット書店、コンビニエンスストアなどの小売)に分けた場合、それを結ぶものとして「取次(とりつぎ)」と呼ばれる中間流通業者が存在し、日の出版流通の大部分は取次を通したものになっている。 で、取次と川下はほぼ一直線だが、川上と取次の間にはいくつかバリエーションがある。 たとえば「口座貸し」という請求・精算代行がメインの出版社(星雲社など)がいたり、「仲間渡し」と呼ばれる取次同士の商品の受け渡しがあったり。 その中には川上と取次を「卸し」で結ぶ中間取次と呼ばれる流通業者がいて、これの代表格は、なんといっても地方・小出版流通センターだろう。 ここのアンテナショップの「書誌アクセス」が神保町から無くなって久しい。 日の出版流通を広くしたプレーヤーとして、地方・小出版流通センターの存在は大きい。 他にも中間取次の大どころとしては八木書店、東京官書

    『「聖書絵本」という伝統的なジャンル_『ひがしのくにのはかせたち』を読む。』
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    susumiya 2018/04/19
  • 「本屋大賞嫌い度チェック」 - ■増刊 知ったかぶり週報■

    ★某氏のmixi日記上で、「屋大賞嫌い度チェック」というのをやっていた。人の許可を得た上でこちらにその項目を転載する。 ■■■「屋大賞」嫌い度チェック■■■ 1)『の雑誌』、および、『の雑誌』的なものが嫌い 2)都会の大型書店や有名書店へのルサンチマンが強い 3)インターネット中心の投票が嫌い 4)結局、は売れてなんぼだと思っている 5)博報堂、および、博報堂的なものが嫌い ※該当1つ:人が思ってるほど嫌いでもない ※該当2〜4つ:どちらかと言うと嫌い ※該当5:嫌い ★どれも何となく納得してしまう項目だ。補足すると、 (1) 「屋大賞=の雑誌」のイメージはどうしてもぬぐえないので、「の雑誌的コミュニティ」にシンパシィを感じない人は確かにいるだろう。 (2) 結局投票する人の多くが都内の大型書店員というイメージが強いので、どちらかというと恵まれた境遇のそんな人たちに対す

    「本屋大賞嫌い度チェック」 - ■増刊 知ったかぶり週報■
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    susumiya 2006/04/21
    ルサンチマンかあ。
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    susumiya 2006/04/17
    書けないことの方が多いかも。
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    susumiya
    susumiya 2006/04/17
    やろうって人いないかなあ。
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