超大型で非常に強い台風21号について、気象庁は22日午後、23日明け方にも静岡県付近に上陸する見通しを明らかにした。東海地方を中心に総雨量が増えることが予想され、首都圏ではJR東日本が大幅に運行本数を減らすと発表。23日朝の通勤時間帯は大きな混乱が生じる可能性がある。 気象庁によると台風21号は日本の南海上を北上している。22日午後4時45分発表の予想では、23日午前3時には静岡県浜松市の南の海上に進み、周辺沿岸に上陸する見込み。関東を縦断した後、東北の東沖へ抜け、24日午前には北海道の東で温帯低気圧に変わる見通しになっている。 JR東日本は首都圏各線で大幅に運行本数を減らすと発表。対象となるのは京浜東北線、東海道線、京葉線、横須賀・総武快速線、中央総武線各駅停車の各路線。状況によっては始発から運転を見合わせるとしている。湘南新宿ラインと上野東京ラインは運転を見合わせる。また、山形新幹線や