今年7月にはメジャー通算50勝を挙げた黒田博樹 ヤンキースの黒田博樹が安定した仕事ぶりを見せている。最近5試合では7回途中3失点、7回1失点、8回2失点、7回途中1失点、7回無失点。試合後のコメントもいつも同じような感じだ。 「状態はあまり良くなかったと思いますけれど、何とか粘り強く投げられたと思います」 状態があまり良くないにも関わらず、すべてがクオリティスタート(QS=先発で6回まで投げ自責点3点以下に抑えた試合)とは恐れ入る。しかも、黒田が属しているア・リーグ東地区は強打者が多い上にストライクゾーンが狭いと言われている。それに打者有利の球場も多く、投手にとっては過酷な環境といえる。その中で、ここまで10勝8敗、防御率3.19(現地8月13日現在)。決して試合を壊さない安定した投球内容に、辛辣(しんらつ)なニューヨークのメディアも、「これほど素晴らしい投手だとは思わなかった」と頭を下げ
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