【サンクトペテルブルク26日加藤雅毅】ロシアのモスクワと旧都サンクトペテルブルク間約八百九十キロを三時間四十五分で結ぶ「ロシア版新幹線」が二十六日、サンクトペテルブルクで公開された。在来線に乗り入れ、最高時速二百五十キロ。両都市間の所要最短時間は現在より四十五分短縮される。 国営ロシア鉄道が二〇〇九年十二月に導入する。ドイツ製で、名称は「サプサン」(ロシア語でタカの意)。白地の車体に、ロシア国旗に使われている赤と青のラインをあしらった。十両編成で定員は約六百人。八編成を順次導入する。購入価格は総額二億七千六百万ユーロ(約三百五十億円)。 公開後、ロシア鉄道のヤクーニン社長は記者団に「運賃は三千九百ルーブル(約一万二千円)程度になる」と述べた。サンクトペテルブルク出身のプーチン首相も視察した。
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