先日の「日本発の検索エンジン?」については、あちこちのブログで(否定的に)話題になったが、今度は政府が「セキュアな次世代OS環境」を開発するそうである。内閣官房を中心として、総務省も経産省も加わり、大学やメーカーが開発に参加する。 まず不可解なのは、「OS環境」という耳慣れないことばだが、これは正確にいえばOSではなく、ひとつのマシンで複数のOSを動かす仮想機械(VM)である。具体的には、VMwareのようにx86マシンをソフトウェアでエミュレートするものだろう。しかしVMの用途は、いろいろなバージョンのWindowsをひとつのサーバでサポートするといった特殊な場合に限られる。ハードウェアにかかる負担が重くなり、マシンが複雑になってトラブルも起こりやすくなるので、一般にはあまり使われていない。 セキュリティについての問題はいろいろなレイヤーで起こり、その大部分はアプリケーションだ。VM
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く