「ALEXA 65」で撮影された「レヴェナント:蘇えりし者」(C)2016 Twentieth Century Fox[映画.com ニュース]昨年1月にリリースされたデジタルシネマカメラが、ハリウッド映画のスタンダートになりつつあるとハリウッド・レポーター誌が報じた。 そのデジタルシネマカメラは、ドイツのフィルム撮影機材の老舗メーカーARRIの「ALEXA 65」で、ARRIの人気デジタルシネマカメラ「ARRI ALEXA XT」のハイエンドモデルとなる。スーパー35ミリの3倍となる6K、65ミリの巨大センサーを搭載していることから、有名撮影監督が次々と採用した。 「ゼロ・グラビティ」と「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で2年連続アカデミー賞を受賞した撮影監督エマニュエル・ルベツキは、新作「レヴェナント:蘇えりし者」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)の約4