2016年4月26日,Crytechは映像制作向けのグラフィックス制作環境「Film Engine」を発表した。これは昨今注目が集りつつある,ゲームエンジンを使用した映像制作に特化した新しいリアルタイム映像オーサリングシステムとなる。 Crytechはかねてより同社のCRYENGINE 3をベースにした映像制作環境を提供するなど,映像制作分野での展開を行っていたが,Film EngineはVR(仮想現実)とムービー制作に対応する製品だとされている。 グラフィックスの表現力では定評があったCRYENGINEの技術で作られた映像制作のためのツールということで,リアルタイムレンダリングにより映像制作シーンを一変させる可能性も秘めている。今後の情報に注目したい。
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