米Facebook傘下のOculus VRは6月11日(現地時間)、サンフランシスコで開催したイベントで、仮想現実(VR)ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、「Oculus Rift」の製品版を初披露した。 発売は既報の通り、2016年第1四半期(1~3月)の予定だ。価格はまだ発表されていない。 現行の開発者向け端末より軽く、小さくなり、着脱可能な360度サラウンドのヘッドフォンが組み込まれる(取り外して自分のヘッドフォンを使うこともできる)。レンズと目との距離をつまみで調整でき、メガネをかけたままでも装着できる(同社のブレンダン・イリーブCEOはメガネをかけている)。 開発者版よりデザインが洗練された外付けの位置追跡センサーは、ユーザーが座っていても立っても検知できる。