文化庁は29日、インターネット上で電子書籍の海賊版が出回った場合、出版社が裁判で差し止めを請求できる「電子出版権」を創設する方針を決めた。来年の通常国会に著作権法の改正案を提出する考え。海賊版を抑止する法的な権利を出版社に与えることで、電子書籍が飛躍的に普及する期待がある。出版権は出版社が著作権者との契約に基づき、書籍を独占的に発行できる権利のこと。出版の義務を負う代わりに、第三者による発行を
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