筆者は4カ月前、「Microsoft HoloLens」を初めて装着したとき、一瞬にして信奉者になった。コードが接続された不格好なプロトタイプは、檀上で披露された、ケーブルのないクールな体験とかけ離れたものだったが、火星の地表を歩き回って、ホログラムの羊を指でつつくと、Microsoftの拡張現実(AR)に対するビジョンはあらゆるものとの関わり方として理想的であると確信した。 米国時間4月30日、筆者は再びHoloLensを体験した。今回はあらかじめ用意されたデモの中を歩き回るのではなく、開発者になりきって、自分だけのホログラフィック体験を作り上げた。もちろん、事前に記述された大量のコードを使用し、適切なソフトウェア開発者の指導を受けながらではあるが。そして、あの不格好なケーブルはもうない。本物を装着することができた。Microsoftの多数のデモに登場した、あの洗練されたヘッドセットだ。
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