「沖縄モノづくり新時代」と題した本連載ではこれまで、企業や団体の取り組みを中心に紹介してきた。 » 第1回:ロボットベンチャー「スケルトニクス」の挑戦 » 第2回:IoT技術を活用した「沖縄もずく」の養殖 » 第3回:超小型EV「COMS」を活用した沖縄観光 連載第4回は少し趣を変えて、沖縄で活躍する“キーパーソン”に焦点を当てたい。今回紹介するのは、日本の3Dゲーム開発の第一人者、武田政樹氏である(図1)。 図1 インタラクティブラボラトリー沖縄の代表取締役会長の武田政樹氏。取材場所は、那覇市のANAクラウンプラザ沖縄ハーバービューの喫茶スペース。そこに自作のLED照明やARアプリ、VRアプリ、開発中の半導体回路をたくさん持ち込み、解説してくれた(周囲の人はびっくりしたかもしれない)。現在も、自分自身で回路を設計し、半導体部品を国内外の通販サイトで入手し、組み上げているのだとか。「本当に