俺、御堂誠二は恵まれている。中の上の財力を持つ両親に、八畳の自分の部屋。健康的な肉体に、そこそこに整った顔。両親が離婚して、父親に引き取られ、何年か前にその父が再婚したが、おかげで、美人で巨乳の姉と微乳だが美少女な妹、さらには義母の腹の中には、俺のまだ見ぬ妹か弟が(お熱いこって)できた。家庭以外でも、幼馴染に同じ中学出身のクラスメイトの双子にと、美少女な知り合いは多い。 だからといって、彼女らは無条件に俺が好きと言う訳ではない。それではギャルゲーの主人公だ。だがまあ内一人なら、それは俺の努力と心がけ次第だろう・・・姉貴と妹は問題あるが。 しかし、何故かその努力も心がけも払う気になれない。俺は健康的な男子高校生で、むしろそっちの方面には、ベッドの下には入りきらなくなりつつある程、関心があると言うのに。・・・何か足りないピースを待っている。そんな気がした。 そして今日もその何かを待ちつつ、パソ