今日の蜂蜜エッセイは織田はじめさんで「奄美大島の養蜂」です。 ----------------------------- 「奄美大島の養蜂」 奄美大島のことを知っている人はどれだけいるでしょうか? 私は43年前、23歳の時に、この島を訪れるまで知らなかった。そこで、陽射しは厳しいが、しなやかな人間性と空と海の青いグラディエーションが織りなす環境に魅了され1カ月滞在した。 そして、そこで養蜂という仕事を知った。島南部に笠利町という町が有り、農業が盛んだった。私が訪れた12月初め、その一角に蜜蜂が入った箱が有った。 不思議そうに眺めていると、 「あんまり近くで見ると蜂が怖がるから。それに刺されるよ」 人の良さそうな50位の叔父さんが当然のことを言った。 「すみません。珍しんで何かなと思って」 それから話が弾み、養蜂のことを教えてくれた。 養蜂には移動養蜂と定置養蜂の2類があり、定置養蜂では同じ
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