今日のはちみつエッセイはすーさんの作品で「のど」です。 ----------------------------- 「のど」 小さい頃から風邪を引きやすい子どもだった。 のどからの風邪だった。 本当に効くのかどうか分からないが、母が大根を短冊に切ったのへ、ハチミツをかけ、染み出してくる液を私に飲ませた。 のどを通るときに一瞬、効いたような気がしたものの、すぐにのどの痛みが消える訳もなく、治るまでしばらくこの甘苦い液体を飲むことになるのだった。 後年、スーパーでだいこん飴というものが売られているのを見て、あの液体はウソではなかったのか!と、驚きとともに、感動が押し寄せてきた。 大根とハチミツの成分とのコラボなのか、ハチミツは大根のエキスを抽出する役目なのかは分からないが、いずれにせよ大根とハチミツはのどにいいのだ。 そういえば、私は大阪のおばちゃん(男だけど)と言われるほど、飴ちゃんを常備し