『はちみつエッセイ「先生とはちみつ」』しばらく更新ができませんでした。 4月になりようやく春が訪れた感がありますが、こちらの方でも早咲きの桜をちらほら見かけるようになりました。 なんだか今年の春は短そう。。。 さて、すっかりたまってしまった蜂蜜エッセイをご紹介。 今回は東京都にお住いのひよこさんの作品でタイトルは「先生とはちみつ」です。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 「先生とはちみつ」 中学生のとき、憧れの英語女教師がいた。誰よりも教育熱心で、英語の発音がすこぶる綺麗で美しく、教え方もよく分かり上手だった。 ある日、友人に先生の家に遊びに行こうと誘われた。彼女が生徒同士の訪問を承諾してくれるのかが不安だったが、すんなりと快く私たちの願いを聞き入れてくれた。 今から三十年以上も前のことだ。当時、中学生であり、緊張していて、先生と何を話したのか、どんな家だったのかは全く覚えていない。ただ一つだけ記憶に深く残っ
