佐々木です。 飛幡祐規(たかはたゆうき)さんの11月22日付け「先見日記」を転載します。 フランスの若者たちの今回の「暴動」の原因は、民族差別問題だけではなく、新 自由主義経済による社会的格差の広がりにあることを指摘しています。 なお、飛幡さんは、11月8日15日付けでもこの問題を論じています。 http://diary.nttdata.co.jp/calendar_200511.html 転載、ここから ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Nov 22 飛幡祐規 抵抗の時代 パリにて 先週からぐっと冷え込んできたせいもあって、フランスでの若者たちの「暴動」 はほとんどおさまった。日本ではとっくに忘れられた事件だろうけれど、いくつ か書き加えておきたい。まず、この事件を移民の子孫たちのフランス社会へのイ ンテグレーション問題とだけ捉えるのは誤りだということだ。
女性との関係を口実に中学生が男子大学生を恐喝し金を奪うなどの事件が相次いでいる。いわゆる美人局(つつもたせ)と呼ばれる古典的な手口だが、そこに見知らぬ人と簡単に出会えるSNSの特性が加わり、専門家は「被害者側の背徳感を逆手に取った犯行だ」と指摘する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く