ちょっと意外なことかもしれませんが、体内にあるコレステロールの7割前後は、体内で合成されています。 だから、食事からコレステロールをまったくとらなくても、血中には少なめですがコレステロールがあります。また、食事からコレステロールをとり過ぎても、健康な人なら一定量以上は吸収されません。食事からたくさん入ってきたときには合成が減り、それでも多すぎる場合は肝臓などにためるはたらきがあって、血中コレステロールは一定に保たれているんです。 だからといって、高コレステロールの人が「食事の影響が少ないならコレステロールを多く含む食品を食べても大丈夫」と考えるのはまちがい! 高コレステロールの人はこのシステムに乱れが生じて、コレステロールを蓄積しやすくなっていているからです。いま体内にある分も減らさなければいけないんですから、食事からとるコレステロール量を減らすことは、とても重要です。 食品中のコ