サッカー日本代表合宿 練習後、駒野友一(左)に課外授業をするアルベルト・ザッケローニ監督(写真:夕刊フジ) サッカー日本代表・ザッケローニ監督(57)の初采配となるアルゼンチン戦があす8日、埼玉スタジアムで行われる。 [フォト]本田、16戦ぶりゴールへ真っ赤に燃える 連日の非公開練習でザッケローニ監督がまず着手したのが守備の強化。徹底したのは、DF陣への「ゾーンプレス」だった。しかし、これは1995年から2年間、日本代表を指揮した加茂周監督が好んで使った戦術。もともとはイタリアで80年代後半から90年代前半に全盛期を迎えたACミランがヒットさせた。 当時ACミランのアリゴ・サッキ監督は、相手攻撃陣と1対1で対峙するそれまでの守備戦術ではなく、囲い込みながらゾーンを作って抑える戦術を採用した。これを踏襲し、ザッケローニ監督も98−99年シーズンでACミランを優勝へと導いたのだ。 「ゾ