陸上部で長距離走をやっていた時期があります。 元々はそんなに真剣にやっていたわけではなく、というか当初は入部届すら出しておらず、何故か部室においてあった卓球台やらモノポリーやらで遊んでいただけだったのですが、ちょこちょこ練習に混ざっている間になんかいつの間にか合宿に連れていかれ、なんか大会に出ることになっていたという、なし崩し系陸上部員でした。 一応専門は10000メートルで、嫌いな練習は30分間走です。矛盾していると思った人はそこには触れないでそっとしておいてください。 その陸上部の顧問の先生が、ちょっと面白い先生でして。一言で言ってしまうと、口癖のように「言語化」という言葉を使う人だったのです。 今でも覚えているのですが、メドレーリレー走の大会で私一人が大失敗をしてしまったことがありまして。詳細は省きますが、ペース配分はミスるわバトン渡しは失敗するわ接触転倒はするわさせるわでチームに大