著者のロイ・H・ウイリアムズ氏は、アメリカの田舎で中小企業向けの広告制作会社を経営されています。 広告制作会社と言えば、都会の大企業が相手で、華やかな世界を想像してしまいますが、著者は、古典的な広告手法で人気を得ている人のようです。 7年前の本ですが、広告のベーシックな部分が、記されているように感じました。 この本の中で、参考になった箇所が15ほどありました。「本の一部」ですが、紹介したいと思います。 ・広告には2種類しかない。聴覚に訴える(音の)広告、そして、視覚に訴える(画像の)広告。聴覚に訴える広告の方が視覚に訴える広告よりも、比較にならないほどの強力な印象を与える ・聴覚に訴える広告で、奇跡的な成果を上げるためには、その広告を繰り返し流す以外にない。もし、世の中の人たちが、あなたの広告に苦情を言ってこないのなら、あなたのしていることは、どこか間違っている ・重要な言葉、それは「あな
さまざまな商品をアピールするためにあの手この手を駆使している、各国のユニークな広告を紹介していきます。 ちょっと直接表現がしにくい18禁的な商品でも、うまく比喩を使うことによってユーモアあふれるイメージに昇華させることに成功しています。ちょっときわどい表現やブラックユーモアが含まれる内容も多いので、「これはあくまで広告だ」と読み取る力も要求されますが、分かった上で見ているとインスピレーションを刺激されるものばかりです。 詳細は以下から。イギリスとヨーロッパ本土を結ぶ鉄道「Eurostar 」の広告。夏が訪れると、バッキンガム宮殿の衛兵もさっぱりとヘアスタイルをチェンジ……しているかもしれないというユーモアあふれる作品。 美容室の広告で、一見するとただ女性の髪に手を当てているだけのようですが、指を脚に見立てると…… 避妊具メーカー大手のdurexは、特大サイズのコンドームをスコットランドの伝
SUUMO(後編)―バナー広告の効果を最大限に発揮する秘訣 (1/4) 株式会社リクルート 戸建・流通・賃貸カンパニー ネットMP部 共通ネットMPグループ ゼネラルマネジャー 川本 広二氏 (聞き手・平田 順子) (2010年9月1日) 前編では、川本 広二氏にSUUMOブランドを立ち上げた経緯や狙い、ブランド想起拡大のための施策、Webサイトと雑誌の使い分けなどについて伺いました。続いて後編では、インターネット広告の可能性について伺います。 リクルートの川本 広二氏 インターネット広告は「可視化して改善できる」のが強み―前編で、住宅情報を提供するというサービスの性質上、ユーザー(受け手)のタッチポイントの多さが大切だというお話をされていました。バナーなどのペイドメディア出稿も同様の目的になるのでしょうか。 川本:SUUMOの利用者拡大と、ブランド認知率のアップが目的です。弊社は送客ビジ
ペンキなどをはじめとした「色」を商材とする事業にとって、重要な要素は「どれだけ本物らしい色を再現できるか」にある。顧客から「壁にうちの自慢のリンゴジャムの絵を描きたいので、このジャムと同じような色のペンキが欲しい」と頼まれ、微妙にくすんだ色を調合して商品イメージを台無しにしてしまっては、今後のビジネスに期待はできない。「うちのペンキなら本物と間違えるくらいにリアルな描写が出来ますよ」と自信たっぷりに、しかも極めてチープにアピールし、見た人も「なるほど!」と納得できるのが、今回紹介する【Dulux社】の広告だ(【Creative Criminals】)。 色とりどりの果物が並べられた果物屋さんの店先。そこに会社のロゴマークやカラー指定などが入った紙の枠を持参し、果物たちの上に覆いかぶせて撮影するだけ。カラー指定部分には実際の果物たちの色のカラー番号が描かれていて、ぱっと見では「本物そっくりの
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