アイデアのつくり方 原著の初版は1940年に出版されているため、70年以上に渡って読み継がれたことになります。著者のジェームズ・W・ヤングは、米国最大の広告代理店のコピーライターとして採用され同社の副社長までなった人物です。62ページしかないのですが、簡にして要を得た記述で、氏が長年の活躍の末行き着いたアイデアのつくり方が公開されています。60分程度で読み終わってしまう小冊子ですが内容は深いです。どんな本でもそうなのですが、読後に書いてあることを実践するかどうかで読者にとっての本書の価値が決まるのだと思います。