★日産ゴーン社長、報酬8億9,000万円-「欧米に比べれば決して高くない」 日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)は、同社株主総会で、昨年度の自らの報酬が8億9,000万円だったと公表した。国内企業の役員報酬では過去最高額となった。 10年3月までの1年に同氏には役員報酬8億9,000万円が支払われ、ソニーのストリンガー会長の総額8億1,000万円を上回って、これまでに開示された役員報酬では国内最高額となった。 ブラジル生まれで、フランス市民権を持つゴーン社長は「日産はさまざまなグループ会社からなるグローバル企業、役員の4割は日本人ではない」と述べ、日産は日本の枠に収まる会社ではないことを強調した。 さらに役員報酬について「欧米の競合会社に比べれば、決して高い水準ではない」とし、株主に理解を求めた。 日産ではさらに志賀COO(=最高執行責任者)が約1億3,400万円など