1985年に『週刊ヤングマガジン』にてデビュー後、『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド』『座敷女』等、センセーショナルな作品を次々生み出してきた漫画家・望月ミネタロウ。映画、ドラマなど映像化作品も多く、カルト的な人気を誇っています。 望月先生の最新作であり、先日『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載が終了した『ちいさこべえ』は山本周五郎の小説「ちいさこべ」を現代にアレンジし、コミカライズしたもの。火事で両親と家を無くしながら、「人情と意地」を大切にする主人公が、身寄りの無い人々や子供達と片寄せあっていきるという、あたたかな物語です。 今回は望月ミネタロウ先生にインタビュー。『ちいさこべえ』の企画から、連載が終了して思うこと、今後の目標など色々とお話をうかがってきました。 ――『ちいさこべえ』の連載が無事に終了という事で、お疲れさまでした。本作は山本周五郎の小説をコミカライズした作品ですが、企