野球をやっていたという人はそれなりの数いて、草野球でもやろうものなら皆それぞれ昔取った杵柄を披瀝し合ったりするのだけれど、フォークボールを投げられる人というのはそう滅多に会うものではない。野球をやっていて、それこそ甲子園に出たという経歴を持つような人でも、野手だったらまずもってフォークボールは投げられないし、ピッチャー経験者にしたってそう多くはない。 フォークボールというのは不思議な変化球で、その存在は誰もが知っているけれども、高校生で投げるというのはほとんどいない。しかしそれがプロになるととたんにぐっと多くなる。名投手にフォークボールを決め球にしていた人は多くて、だから変化球の中でもどこか神秘的な、特別な地位にあるのがこの球種だ。 ぼくはこのフォークボールを投げられるのだけれど、別に野球をやっていたというわけではない。厳密に言えば小学生の時までは地域の野球少年団に所属していたが、それ以降
イチローは何人に一人の天才か?一人のイチローという名プレーヤーを産むためには、はたして何人の日本人男子が必要か。さまざまな統計データをもとに、試算してみた。 一人のイチローという名プレーヤーを産むためには、はたして何人の日本人男子が必要か。さまざまな統計データをもとに、試算してみた。 1 高校生男子における高校球児の割合 高野連発表による、全国の高校球児の数は約16万6314人。ちなみに高校野球地方大会に出場するチーム数は約4000なので、1チーム約40人の選手を抱えることになる。 このうち、高校3年生の数は3で割って、約5万5千人となる。 一方、日本における18歳の男子人口は約71万人だ(2004年、人口問題研究所発表)。 71÷5.5=約13なので、高校生男子の13人に1人は高校球児である。 2 高校球児が日本のプロ野球選手になる割合 日本プロ野球のドラフトで指名される選手は、1チーム
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