国によって文化や宗教が違うように、葬儀の形式も様々です。 ここでは、そんな世界各地のお葬式をご紹介します。 お隣の国、韓国でのお葬式は、日本とどのような違いがあるのでしょう?韓国でのお葬式の始まりは、遺族の大きな泣き声から始まるそうです。故人の魂は、あの世からの使者が迎えに来てくれると考えられていますので、遺族の一人が、屋根の上にのぼり、故人の服を北に向かって振り、合図します。庭には、あの世からの使者のための食事と、草履まで用意し、あの世からの使者を迎える準備をします。 韓国でのお葬式では、日本の喪服にあたる、生成りの韓国服を着ます。儒教では、親の死は、子供の誠意が及ばなかった為とされる為、遺族は色のついていない、粗末な服を着て罪を表します。韓国のお葬式は、三日間に渡って行われ、故人の思い出話や、慰めの歌等の披露があります。お葬式の後は、お花で飾られた輿に棺を乗せて墓地へと