「世界には35億もの異性がいて。 日常の中で出会えるのは一握り。 そう考えると自分の世界は狭い…」 そんなフレーズからはじまる結婚相談所の長いキャッチコピーを見かける。 最近、結婚相談の界隈で働く人とご飯にいく機会があった。せっかくなので気になっていた事を尋ねてみる「成婚に漕ぎつくためには何が大事なんですか?」と。 すると「相手を受け入れられる事じゃないかな」とのこと。なるほど。「自分の世界は狭い」といいつつ、たとえ出会う機会がいくらあったとしても「受け入れる事」がまた難しいのだ。狭いのは自分の世界だけでなく、相手を受け入れられる心なんだろうなと、とても腹落ちした。自分が変わらないままで現状を変えられる人は確かに限られている。 受け入れられない憂鬱それにしても、そんな視点で相談にくる人たちと向き合い続けると、どんな気持ちになるのだろう。その狭さをどんなふうに見つめているのかが気になる。Ch