アメリカの東アジア政策を担当する国務次官補に指名された、国家安全保障会議のラッセル氏が議会上院で証言し、沖縄県の尖閣諸島について「問題の平和的な解決はアメリカにとって大きな国益だ」と述べ、中国などとの外交を通じて解決を目指す意欲を示しました。 アメリカの東アジア政策を担当する国務次官補は、前任のキャンベル氏が1月に退任して以降、空席となっています。 後任に指名されたホワイトハウス国家安全保障会議のラッセル・アジア上級部長が、20日、承認に向けて議会上院の外交委員会で証言しました。 この中で、ラッセル氏は、南シナ海の領有権や尖閣諸島について、「オバマ大統領やケリー国務長官が、中国に対して常に直接、提起している問題であり、中国も、アメリカが同盟国を支えることを理解している」と説明しました。 そして、「この問題の平和的な解決は、アメリカにとって大きな国益となる」と述べ、中国などとの外交を通じて解