ロシアのプーチン大統領が、「渋滞に拍車をかけている」と批判が出ていた車での通勤を減らし、ヘリコプターでの通勤を始めることになり、27日、クレムリンに新しく作られたヘリポートがNHKなど一部の外国メディアに公開されました。 新たに作られたヘリポートは、モスクワ中心部にあるクレムリンの敷地の一角にあり、2億ルーブル、日本円にしておよそ6億5000万円をかけて整備されました。 プーチン大統領は、クレムリンから30キロ離れた郊外の公邸との間を車列を作って通勤してきました。 しかし、朝夕のラッシュアワーに幹線道路を通行止めにするため、モスクワ市民の間からは「渋滞に拍車をかけている」という批判が出ており、ヘリコプター通勤を決めたものです。 大統領府によりますと、1990年代のエリツィン政権時代にクレムリンの中庭からヘリコプターが発着したことがあったということですが、世界遺産に指定されているクレムリンの