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サンパウロに関するsyungaku1828のブックマーク (3)

  • ブラジルのデモ:街頭に繰り出す市民の望みは?

    (英エコノミスト誌 2013年6月22日号) ブラジルで物価高や汚職、貧弱な公共サービスに対する怒りが沸騰し、この20年で最大規模のデモに発展している。 6月20日、ブラジル・レシフェで行われた抗議デモ〔AFPBB News〕 バス料金の20センターボ(約9セント)の値上げを巡り、6月6日にサンパウロで始まった抗議行動は、瞬く間にブラジルでは1992年以来の規模となる全国的な街頭デモに発展した。 約20年前、一般市民は通りに繰り出し、汚職容疑をかけられていた当時の大統領の弾劾を要求した。この時と比べると、今回のデモは要求が明確ではない。 最初の抗議デモの主催者はバスの一律無料化を要求したが、この趣旨に賛同しないサンパウロ市民からは不興を買った(同市のフェルナンド・ハダッド市長は、この施策の実現には年60億レアルかかると指摘している)。 サンパウロでは、バスによる通勤通学はまるで地獄で、抗議

  • 20万人が「W杯反対」デモ ブラジル国民の怒りとは?

    ブラジル・サンパウロで今月初めに起きた公共交通料金の値上げに対する小規模な抗議運動が各地に波及。1985年に軍政が終わって以来、同国最大の反政府デモに拡大した。 デモ隊は、開催中のサッカー・コンフェデレーションズカップや、2014年のワールドカップ準備に公費を無駄遣いしているなどと抗議している。 元左派活動家のルセフ大統領は18日、「17日の大規模デモは我々の民主主義のエネルギーを証明した」と述べ、抗議者に理解を示して沈静化を図っている。 海外各紙は、不意に起こった同国の反政府デモを、「中産階級の目覚め」ととらえ、背景にある複数の要因を探った。 【劣悪な公共サービスの改善】 ブラジル政府は2014年のワールドカップに向け、新たなスタジアムを各地に建設し、国際的なイメージアップを図ろうとしている。デモ隊は、この公費を教育や医療などに回すよう求めている。 現地の新聞によると、同国の開発銀行は、

    20万人が「W杯反対」デモ ブラジル国民の怒りとは?
  • 激変する中南米の人口動態 先進国の2倍のスピードで進む少子化

    (英エコノミスト誌 2013年6月1日号) 従来の人口動態パターンが驚くほど急激に変化している。 アナ・カロリーナ・ベルキオールさんの祖母は、1度も外に働きに出たことがない。6人の子供の育児に追われ、そんな時間はなかった。ベルキオールさんの母親は娘と同じように、ブラジル・サンパウロで教師として働いたが、人生の目標は家族を持つことだった。22歳で結婚して、すぐに第1子を身ごもり、結局、4人の子供の母親になった。 「私もまだ21か22歳の時に、家族を持とうか考えたんですよ」。ベルキオールさんはこう話す。「でも、それは夢であって、具体的な計画ではなかった・・・大事なのは、キャリアを築くことだったんです」 現在30歳になり、結婚して2年経った彼女は、多くの友人と同じように、今も1人目の妊娠を「計画中」だ。「祖母はとにかく祖父に尽くし、母は何とか乗り切って、多くのことを甘受しました。でも今は以前と比

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