2020年夏季五輪招致を目指す3都市についての国際オリンピック委員会(IOC)評価報告書について25日、AP通信は「東京が最も高い評価」と報じた。先進的な都市で開催される五輪であることや、コンパクトな競技会場の配置、発達した交通網などが高評価を得たと分析した。 マドリードについて、評価報告書がスペインの財政危機に触れたことを紹介した。報告書が4月に完成したため、イスタンブールに関しては、トルコ全土に広がった反政府デモへの言及がなかったことなどを伝えた。 報告書が招致レースに与える影響については「不確定。全てのIOC委員が評価報告書を注意深く読むわけではない」とし「7月のIOC委員へのプレゼンテーションがより重要になるだろう」と予想した。(共同)