丸紅は2019年をめどにロシアから液化天然ガス(LNG)の輸入を始める。サハリン島近辺でLNG事業を計画するロシア国営石油最大手のロスネフチと長期輸入契約を結ぶことで21日、合意した。日本企業がロシアから長期輸入契約を結ぶのは09年に稼働した「サハリン2」に続き2プロジェクト目。中東や東南アジアに依存するLNGの輸入先を多様化する。丸紅は原油連動が基本の価格決定方式の見直しも求める考えで、日本が
ロシア国営の石油会社「ロスネフチ」のセーチン社長は、日本の大手商社なども参加するサハリン沖でのエネルギー開発事業「サハリン1」のガスを使って、LNG=液化天然ガスを生産し、日本への輸出を目指す考えを改めて示しました。 ロシアのプーチン大統領の側近としても知られる「ロスネフチ」のセーチン社長は、29日都内で、ロシア極東の海底油田を日本企業と共同開発することで合意した覚え書きに署名したあと、NHKの取材に応じました。 この中で、セーチン社長は、ロシア極東で検討しているLNGの生産計画について、「エネルギー需要が伸びているアジア市場に向けて、2018年には、年間500万トンのLNGの輸出を計画している。生産プラントは、サハリンに建設することが望ましい」と述べました。 そのうえで、ガスの供給源については、日本の大手商社なども参加するサハリン沖でのエネルギー開発事業「サハリン1」のガスを使うことを明
日本とロシアが、ロシア極東マガダン沖合のオホーツク海で、海底油田の共同開発に乗り出すことが分かった。 日露関係筋が28日、明らかにした。採掘予定地の原油埋蔵量は、日本の年間原油輸入量(約12億バレル)の3年分と推定されており、日本側は権益の3分の1を取得する。 国際石油開発帝石(INPEX)と世界最大のロシア国営石油会社ロスネフチが29日、共同開発に向けた合意書に署名する。日本にとっては、エネルギー供給元の多様化を図る狙いがあり、中東などに比べ短期間で輸送できる利点もある。 開発の対象となるのは、ロシア極東のマガダン州の沖合50~150キロに広がる「マガダン2」「マガダン3」の両鉱区で、水深200メートル以内の大陸棚に位置する。原油埋蔵量は、マガダン2が約24・5億バレル、マガダン3が約9・5億バレルの計約34億バレルの大型油田とみられている。
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