岩手県一戸町平糠の菜魚湖(ななこ)湖畔で25日朝、県議の小泉光男氏(56)が遺体で見つかった。 突然の悲報に、同僚の県議や地元の支持者らは「どうしてこんなことに……」とショックを隠しきれない様子だった。 二戸署の発表によると、25日午前5時頃、同町平糠の菜魚湖湖畔で、男性が倒れているのを通りがかった小泉氏の親戚が発見。男性は小泉氏と確認された。衣服に乱れなどはなく、同署は、自殺を図った可能性が高いと見て調べている。 小泉氏は無所属の現在1期目。一戸町出身で、会社員などを経て2011年の県議選で二戸選挙区から初当選した。 小泉氏は今月5日の自身のブログで、県立中央病院が患者を番号で呼び出す対応に腹を立て、「ここは刑務所か!」「会計をすっぽかして帰った」などと書き込み、「非常識だ」などと批判を浴びた。17日の記者会見では、「公人としての立場を忘れ、著しく思慮に欠けた。受診料は翌日に支払っている