インタビューで、ときおり笑顔をみせたヤマダ電機の山田昇会長。「新聞や雑誌は厳しい顔の写真ばかり」とも話した=群馬県高崎市のヤマダ電機本社ヤマダ電機の住宅コーナー。システムキッチンやトイレ、戸建て住宅の模型も並ぶ=東京・池袋のLABI1日本総本店家電量販の売り上げは頭打ちになっている 【米谷陽一、志村亮】家電量販最大手ヤマダ電機の創業者、山田昇会長(70)が27日付で社長に復帰する。朝日新聞のインタビューに応じ、再登板の狙いやヤマダと業界の課題や将来について語った。主なやり取りは次の通り。 ■降格人事で「シャキッと」 ――2013年3月期の業績不振を受けて、取締役全16人が降格する人事を決めました。 「株式を公開して以来、初めて配当を減らす。市場にどう姿勢を示すかを考えた。当社は成果主義、能力主義だ。いったんみんなで責任を取り、次の目標に向かおうということだ。がんばって評価され、また昇