日銀の岩田規久男副総裁は24日、日本経済新聞のインタビューに応じ、金融政策の運営で最も重視している点について「予想インフレ率が中長期的に上がり、実質金利が下がっていくかどうかをみている」と強調。現状では「実質金利が下がる傾向は続いている」と語った。岩田副総裁のメディアとの単独インタビューは3月20日の就任後初めて。一問一答は以下の通り。――副総裁の就任から約3カ月たつ。4月4日に導入した量的・
日銀の岩田規久男副総裁は24日、日本経済新聞のインタビューに応じ、金融政策の運営で最も重視している点について「予想インフレ率が中長期的に上がり、実質金利が下がっていくかどうかをみている」と強調。現状では「実質金利が下がる傾向は続いている」と語った。岩田副総裁のメディアとの単独インタビューは3月20日の就任後初めて。一問一答は以下の通り。――副総裁の就任から約3カ月たつ。4月4日に導入した量的・
6月24日、日銀の岩田規久男副総裁は、ロイターとのインタビューで、追加対応は2%の中長期的な物価上昇が達成困難な時を指摘した。都内で同日撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 24日 ロイター] - 日銀の岩田規久男副総裁は24日、ロイターとのインタビューで、追加の金融政策対応が必要となる経済・物価の下振れ判断について、予想インフレ率が長期的に低下し、安定的な物価上昇率2%の中長期的な達成が困難となるケースを指摘した。 短期的な経済・物価の変動には対応しない姿勢を示しながら、上下双方向のリスクに対応する用意も手段もあると語った。米リーマン・ショックのような危機が再び発生した場合は、収束まで短期的な流動性供給を行う考えを明らかにした。岩田副総裁がメディアとのインタビューに応じるのは、今年3月20日の就任以来、初めて。 岩田副総裁は、4月4日に導入した異次元緩和といわれる「
ひきつづき、アベノミクス本の紹介です。 今回はリフレ派の本、岩田規久男の『リフレは正しい』(PHP)です。 岩田は、いまや日銀副総裁になった人で、日銀におけるアベノミクスの実行者です。 がんばって書いたけど、やっぱり学者的 岩田のこの本は、タイトルからして、前回紹介した、小幡の『リフレはヤバい』を意識しています。『リフレはヤバい』は反リフレの啓蒙的位置づけを担ってますが、本書もリフレの啓蒙的位置づけを担っています。つまり、初心者向けです。 ひとことでいうと、かなりがんばって書いたけども、目線は小幡に比べてやっぱり高い。いかにも学者の書いた入門書、という感じです。でも、基本点をできるだけわかりやすく書こうとした努力はかなり認められますし、批判にも反論しています。アベノミクスの考え方が一通りはわかるでしょう。 リフレ政策の核心=デフレ予想を変えさせる たとえば、岩田は「アベノミクスの金融政策の
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