朝日新聞デジタル：太秦映画村、ニンジャで再起 体験道場８０分待ち - 社会映画村の「忍者修行道場」で忍者姿になり、縄に触らないように進む子ども＝１日、京都市右京区、小河雅臣撮影映画村に今春できた「忍者修行道場」。忍者姿の子どもたちが人形と一緒に記念写真を撮っていた＝５日、京都市右京区、戸村登撮影 【小河雅臣、野村杏実】東映太秦（うずまさ）映画村（京都市右京区）が息を吹き返しつつある。大型テーマパークの開業や阪神大震災の影響で、減少していた来場者。「原点」に立ち返った取り組みが功を奏し、子どもや外国人観光客らにウケているようだ。 カラン、カラン、カラン――。木製の鳴子が響くと、腹ばいになって進んでいた忍者姿の子どもたちから「あーっ」と悔しがる声が上がった。武家屋敷の中に張り巡らされた縄に触れれば、忍び込んだことを「敵」に気付かれてしまうという設定だ。 映画村に３月にできたアトラクション「忍者修行道場」。城壁登りや丸太渡りなどを通じて忍者気分を体感できるのが人
