煙が出た電飾看板が設置されていた日比谷線茅場町駅の案内所。壁に取り付けられた看板内の蛍光灯付近から煙が出た=東京メトロ提供5月、茅場町駅の案内所で、煙があがった電飾看板を調べる消防署員=東京メトロ提供 東京メトロ日比谷線で4〜5月、駅構内にある電飾看板から、蛍光灯の経年劣化が原因とみられるボヤが相次ぎ、東京消防庁が東京地下鉄(東京都台東区)に再発防止策を求めていたことがわかった。照明器具メーカーの業界団体は10年での交換を推奨していたが、いずれも10年を超えていた。 東京地下鉄によると、4月21日昼、日比谷線人形町駅でホームの電飾広告(高さ1・25メートル、幅1・8メートル)から煙が出た。5月6日にも同線茅場町駅の案内所の電飾看板(高さ0・15メートル、幅1・4メートル)から煙が出た。けが人や運行への影響はなかった。電源を落とすと煙はおさまったという。 東京消防庁が調べたところ、蛍光