店「グロス」にて3年間の修行。 その間、ストラスブールの菓子コンクールに出場し銀賞を受賞。 帰国後、日本洋菓子協会主催の洋菓子コンクール・小物ケーキ部門で「会長賞」を受賞 。 現在、専門学校の講師も務めながら、昔ながらのフランス菓子の味を守りつつも、新たなお菓子作りにも挑戦しています。 ピエールのお菓子は、めまぐるしく進歩する製菓技術の流行に乗らず、敢えて古くさいと呼ばれる製法と手作りにこだわっています。 お菓子の根本である水菓子をふんだんに取り入れ、砂糖の甘さに頼らずに素材の甘みとおいしさを引き出すことを重視しています。 ピエールの看板菓子の「ビアリッツ」は、仕込みから仕上げまでに3日しかかけていませんが、フルーツケーキは仕込みに10年かけ、作り上げてからさらに半年は熟成させてからお店に並べます。 馴染みのお客様は、それをさらに1年以上熟成させてからお召し上がり頂いており、お店とお客様と