[台北 22日 ロイター] 台湾の会社員Chen Wei-yihさん(30)が、ウェディングプランナーを雇い、来月に友人30人を招いて結婚披露宴を行う計画を進めている。しかしChenさんは自分自身と結婚する予定なため、その隣に新郎の姿はない見通しという。 台北市内の企業に勤めるChenさんは、心がときめくような男性との出会いがなかった一方で、結婚すべきという社会からのプレッシャーが今回の計画を決断した理由だと話す。「私にとっては30歳になった今が最高のとき。仕事は順調、でもパートナーはいない。どうすればいいというのか」とジレンマを感じていたという。 Chenさんは結婚披露宴に続き、オーストラリアへの「新婚旅行」にも単身で行く予定。 「自分との結婚」は、公的に登録することができないため、もし将来的に結婚相手となる男性と出会った場合にも問題はないという。
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