スタック(要は配列)の一番後ろに値を追加するのは、push という操作になる。Perl ではpush という関数があるし、PHP ではarray_push という関数がある。ところが、Perl とPHP ではこれらの関数の使い方、挙動が若干異なるので、簡単にまとめておく。push 以外の配列操作関数(pop, shift, unshift)もほとんど同じ考え方なので、これが参考になると思う。 array1: a, b, c array2: d, e, fこういう3つの要素を持つ、1次元の2つの配列があるとする。これらの配列を用いて、2次元の配列を作りたいときにPerl, PHP ではそれぞれどのように書けばいいのだろうか。 Perl Perl では厳密には多次元配列を扱うことはできない。配列の要素に、配列のリファレンス(これ自体はスカラー値)を持たせることで、擬似的に多次元配列を表現する。