ソフトバンクモバイルの顧客情報を不正に漏らしていたとして、不正競争防止法違反で同社代理店の元店長らが逮捕された (MSN産経ニュースの記事より) 。 事件の発端は、愛知県警警部の自宅に脅迫電話がかかってきたことだという。逮捕された元店長は代理店の端末を使ってこの警部の携帯電話番号と名前から個人情報を照会、探偵業者に送信していたという。元店長は以前から探偵業者に「個人情報の密売」をしており、その金額は 1 件あたり 3000 〜 6000 円。この探偵業者も警部ら 3 人の住所や自宅の電話番号を漏らしたとして逮捕されたという。 この個人情報から警部の住民票が不正に取得され、脅迫電話に使われたことから事件が発覚したのだが、事件に関わった調査会社は「NTT ドコモや au の顧客情報も入手できる」としていたことから、明らかになったのは氷山の一角である可能性がある。