東日本大震災後、通常の企業CMが戻りつつある中、サントリーグループでは“希望の歌”を有名人がリレー形式で歌い継ぐ異色のメッセージ広告を放送中だ。ツイッターなどネット上では「見るたびに涙腺が刺激される」「心にしみる」「ジーンときた」など感動の声が広がっている。(夕刊フジ) CMは、いずれも坂本九の歌唱で昭和30年代後半に大ヒットした名曲「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」の2パターン。商品の宣伝は一切なく、ヘッドホンを付けた歌手の和田アキ子や女優の富司純子ら出演者がマイクに向かって切々と歌う姿がバトンとなってリレー形式で歌をつなぐ。最後に曲名と「SUNTORY」のロゴが入る。 登場人物は総勢71人。30秒と60秒のCMは全部で30種類ある。ふだんはめったに歌を披露しない人も多く、「堀北真希と榮倉奈々の声がステキ」「檀れいの声がいい」などの反響も。缶コーヒーCMでおなじみのハリウッ