日本共産党の志位和夫委員長が3月31日の党首会談で、菅直人首相に、政府が掲げている14基以上もの原発の新増設計画を中止するよう求めたのに対し、菅首相が「白紙というか、見直しも含めて検討したい」とのべたことが内外で大きな反響を呼んでいます。 エネルギー政策「変わる兆し」 地方紙軒並み1面トップ 「首相 原発新設を白紙化」、「原発増設は白紙に エネ計画見直しへ」―北海道新聞、山梨日日新聞、京都新聞、中国新聞、四国新聞、高知新聞など1日付の地方紙各紙は軒並み1面トップで、志位氏と菅首相の会談で原発新増設見直し発言がでたことを報じました。全国紙も「首相、原発計画『見直し』」(毎日)「原発増設見直し検討 首相表明」(朝日)と1面で報道しました。 会談で、志位氏は東日本大震災の被災者支援・復興とともに、安全最優先の原子力行政への転換と、エネルギー政策では原発依存から自然エネルギーへの戦略的転換を提起。