事件の余熱が醒めない内に、こんな事を書くのはどうかとも思うのですが・・・ 去る2008年6月8日に秋葉原の歩行者天国で発生した通り魔殺人事件について、ちょっとだけ触れたいと思います。 まず、この事件は、私にとって非常に身近な衝撃を受けた事件でした。1995年のオウム真理教のサリン事件以来の衝撃でした。自分の身近な行動範囲内に、凶悪事件が入り込むという事実は、常にその危険性を想像していても、やはり衝撃的です。 犯人がゲーム・アニメ好きであったのは事実なようで、もしかしたら、自分が関わった事のあるゲームを、彼がプレイしていたかも知れません。 事件の後で「ゲームやアニメやマンガが、彼に影響を与えたと思いませんか?」という趣旨の発言が、いくつか出てきました。それについて、制作者の端くれとして、何か思うところは無いかと問われれば、私には忸怩たる思いがあります。 諸先輩の方々を差し置いて、僭越ながら心