新型インフルエンザで休校となった洗足学園。緊急の措置とあって知らずに登校してきた学生の姿も=21日午前、川崎市高津区久本(荻窪佳撮影)(写真:産経新聞) 米ニューヨークから帰国した高校の生徒2人が新型インフルエンザに感染していることが判明した洗足学園(川崎市高津区)の前田隆芳校長らがは21日午前、学内で会見し、「(最寄り駅の)溝の口から学校までの通学路には民家もあり、小さい子供さんもいるので、近隣に迷惑を掛けないためにも休校にした」と説明した。学校には感染を心配する電話も数十件あったという。 全世界で感染が広がる中、生徒らを渡航させたことについて前田校長は「国連の担当者から、インフルエンザの件で模擬国連をキャンセル理由はないといわれた。渡航期間の短縮も考えたが、飛行機の便が取れないため、予定通りの日程で行った」と釈明。 渡航前には渡航する生徒の母親らと保護者会を開き、この時期に米国に行