「戸塚ヨットスクールの生き残り、鳥居みゆきです!」。そんな挨拶とともに、異常なハイテンションで危険なネタを展開するピン芸人・鳥居みゆき。不思議な白装束に身を包み、包帯を巻いたクマのぬいぐるみを抱える彼女は、インターネット動画配信「GyaO」のバラエティ番組『カンニングの恋愛中毒』に出演するやいなや、一気にブレイクを果たした。あたかも何かが憑依しているかのような異様なキャラクターが受け、次々に地上波のお笑い深夜番組に進出するも、母親の再婚相手に胸を触られて刃物で刺してしまうという内容の人気ネタ「マサコ」は、地上波放送ではNG。 「私はマラカスを(刺す姿勢で)こう! 持ってるだけなのにっ!」 いや、それがマズいんでは……。 親殺しなどの凄惨な事件が頻発する、現代社会を斬っているつもりなのか? 「えー、ポップじゃないですかー。芸風を変える気はないです、テレビがダメなら地下に潜ればいいんで」 と、