解説 システムを管理していると、シャットダウン時に何らかの処理を実行したい場合がある。例えば、シャットダウン処理を開始したことをリモート・コンピュータに通知したり、一時フォルダの内容をすべて削除したりしたい場合などである。また一部のサービスの中には、慎重に停止しないと不具合を生じるものもある。このような場合は、システムがシャットダウンしてしまう前に、特定のサービスを確実に停止する処理を実行する必要がある。 グループ・ポリシーを利用すれば、シャットダウン時に実行するスクリプトを指定することが可能だ。プログラムやスクリプトは複数指定することもできる。シャットダウン処理が開始されると、設定したスクリプトが順次実行される。ユーザーがログオンしていた場合は、ログオフ完了後に処理が実行される。処理の流れを図にすると次のようになる。 ただしローカル・コンピュータのグループ・ポリシー・オブジェクトを使用す
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