インテルのミリート(手前)に2得点を許したバイエルン。欧州王者の夢は目前でついえた【Photo:AP/アフロ】 2−0。22日にマドリーで行われたチャンピオンズリーグ(CL)の決勝はインテルの完勝、バイエルンの完敗だった。CLでもワールドカップ(W杯)でも、天皇杯でもKNVBカップでも必ず訪れる決勝戦後のクライマックスとアンチクライマックス。勝者は喜びを爆発させ、選手は優勝カップを掲げてサポーターの前に走っていく。敗者はサポーターにあいさつにいくものの、応援席には空席が目立つ。それがこれまでの決勝という舞台の光景だった。 しかし、この日は違った。表彰式が終わってもインテルのサポーターはもちろんのこと、バイエルンのサポーターも含めた7万3170人の観客のほとんどが自分の席から離れず、決勝戦後の余韻を味わっていたのだ。バイエルンの選手の失意は、遠くからもよく伝わってきた。サポーターだって負け
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く