9月13日、東京電力が招へいした米国人専門家のレイク・バレット氏は、福島第1原発の状況について、「米スリーマイル島原発の事故よりも複雑性が増している」と述べた。写真は都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 13日 ロイター] - 福島第1原発の汚染水問題への対応で助言を求めるために東京電力<9501.T>が招へいした米国人専門家のレイク・バレット氏は13日、記者団に対し同原発の状況について、「TMI(米スリーマイル島原発)の事故よりも複雑性が増している」と述べた。 同日に東電が開催した「汚染水・タンク対策本部会議」(本部長・広瀬直己社長)の終了後、記者団の質問に答えた。バレット氏は米原子力規制委員会の元幹部で、1979年に放射能漏れ事故を起こしたTMIの事故処理に携わった。